理事長の挨拶
私は障がい者の代弁者になり、そして障がい者のために生きる
社会福祉法人 しあわせ福祉会
理事長 佐藤 美惠子
私が代弁者になると決めた理由
私が目にしてきた、障がいのある子ども達は、周囲から苦手なことを責められ、いじめられ、自分の言いたいことが言えなくなっていました。本当は言えるのにです。その場にうずくまって、黙って涙を流すしかない姿を見る度、「こんなことが許されていいのか。いったい、この子らの気持ちを誰がどうやって伝えればいいのか」と、胸が押しつぶされるような気持ちになりました。
言いたくても言えない子ども達の思いを、なんとかして世の中に届けたい。
だから、私たちが製品の配達にこだわるのは、そこに子ども達の思いを乗せて佐渡中の人に届けたいからなのです。障がい者の夢、喜び、努力、悩み……なかなか世間の人には伝わりにくいことを私は代弁してでも伝えたい、そのために私は生きていると思っています。
「しあわせ豆富」の「しあわせ」には3つの意味がある
まずは、障がいのある子たちが一生懸命作り、皆様に届けて、「おいしかったよ」と喜んでもらえる「作り手のしあわせ」。
次に、材料と作り方にこだわった美味しい豆富を食べたときに感じていただきたい「お客様のしあわせ」。
そして、今を生きていることそのものの「命のあるしあわせ」。
この3つの「しあわせ」を豆富の製造販売を通して実現したい。それが「しあわせ豆富」という名前に込められた思いです。その後子ども達一人一人のおかげで、社会福祉法人となるときにも、自然と「しあわせ福祉会」という法人名になりました。
理事長として、代弁者としての私の「しあわせ」は、障がいのある子どもたちの笑顔です。その笑顔を1日1回、必ず見ることができるよう、これからも子ども達・職員と一緒に活動していきます。
法人概要
団体名 | 社会福祉法人 しあわせ福祉会 |
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設立 | 平成27年3月5日 |
理事長 | 佐藤 美惠子 |
所在地 | 〒952-0202 新潟県佐渡市栗野江1810-21 |
連絡先 | Tel:0259-66-3904 |
事業内容 | 障害児入所施設(福祉型障害児入所施設) 障害児通所支援事業(放課後デイサービス・日中一時支援) 障害児相談支援事業(障害児支援利用援助・療育相談支援) 障害福祉サービス事業(短期入所) 障害福祉サービス事業(就労移行支援) 障害福祉サービス事業(就労継続支援B型) 障害福祉サービス事業(共同生活援助) 特定相談支援・一般相談支援 障害者地域生活支援センター (公益)その他所轄庁が認めた事業 |
しあわせ福祉会のあゆみ
平成12年 5月 | 障がい児(者)の社会参加の場として活動を始める。 月1回親子での活動。利用者は6名。 |
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平成13年 4月 | 心身障がい者通所作業所「愛らんど畑野」開設 |
平成17年 4月 | しあわせ豆富の製造・販売を開始 |
平成18年12月 | 特定非営利法人しあわせ福祉会設立 |
平成20年 4月 | 就労継続支援B型事業所「愛らんど畑野」に移行 |
平成25年 4月 | 相談支援事業所「愛らんど」開設 |
平成25年 4月 | 日中一時支援事業「おひさまクラブ」運営開始 |
平成26年 4月 | 多機能型事業所「愛らんど新穂」開設 |
平成27年 3月 | 社会福祉法人しあわせ福祉会設立 |
平成28年 4月 | 共同生活援助・短期入所事業所「愛らんど金井の杜」開設 |
平成29年 1月 | 放課後デイサービス事業所「愛らんど えがお」開設 |
平成29年4月 | 就労継続支援B型事業所「愛らんど相川」運営開始 |
平成29年4月 | 福祉型障がい児入所施設「新潟県新星学園」運営開始 |